引越しご挨拶に役立つ!のしの基本とmyroomがおすすめするギフト

こちらの記事では、引越しご挨拶に欠かせない「のし」の基本から、実際の書き方やマナーまでを徹底解説します。
さらに、ギフト選びに悩まれている方のために、myroomがおすすめするギフトも合わせてご紹介します。
引越しご挨拶における「のし」の重要性
ご挨拶文化における「のし」の意味
日本の文化には、相手への感謝や敬意を表すための形式や作法が数多くあります。
その中でも「のし」は、お祝い事や感謝の気持ちを伝える際、品物をより丁寧に見せるための大切な要素として位置づけられています。
「のし」が付いたギフトは、贈り手の思いやりや心配りを象徴するものでもあり、引越しご挨拶では特に重視される傾向にあります。
新居を構えたばかりでお世話になる隣人や地域コミュニティに対し、良好な関係を築く第一歩として「のし付きの挨拶品」を手渡すことで、真摯な態度や礼儀を示すことができるのです。
引越しご挨拶品にのしを付けるメリット
引越しご挨拶でのしを付けることには、大きく分けて二つのメリットがあります。
まず第一に、相手に渡す品物がただのプレゼントではなく、正式な“ご挨拶品”であることを明確に示せる点です。
のしが付くことで、相手も「丁寧に用意してくれたのだな」と理解し、好印象を抱きやすくなるでしょう。
次に、のしを付ける習慣を守ることで自分自身の印象を高められる点も挙げられます。
引越し先での良好な関係構築は、大人としてのマナーをきちんとわきまえているかどうかが重要です。
のしを付けるという一手間をかけるだけで、誠実な人柄を伝える効果が期待できます。
引越しご挨拶の「のし」の種類
紅白蝶結び
引越しの際に最も一般的に使われるのし紙の種類は「紅白蝶結び」です。
これは、何度あってもよいおめでたいことに使用される結び方として知られています。
引越しは新生活の始まりを祝うという意味合いも含まれているため、蝶結びがふさわしいとされています。
また、紅白という色合い自体がお祝い事を表すため、相手に縁起の良さを伝えられるのも大きな特徴です。
結び切り
一方で、結婚やお見舞いなど、一度切りであってほしい行事には「結び切り」が使われます。
結び切りは、文字通り結び目を固く結んでほどけないようにした形で、「二度と繰り返したくない行為」を表しています。
引越しの場合は、繰り返しがあっても困らないどころか、転勤などでまた引越しをする可能性もあるため、通常は用いられません。
ただし、地域や慣習によっては「のし紙」そのものを省略する場合もありますので、周囲の慣習を確認しておくと良いでしょう。
のしの書き方と注意点
表書きの例
引越しご挨拶で用いるのし紙の表書きとしては、「御挨拶」や「粗品」、「御礼」といった言葉が一般的です。
もっとも無難で多く使われるのは「御挨拶」で、これであれば相手との関係性を問わずに広く用いることができます。
「粗品」はあくまで自分が贈る品物は大したものではありません、という謙遜の意味を含みます。
新築祝いとは異なり、あくまで近隣へのご挨拶である場合は、「粗品」と記すのも一つの選択肢でしょう。
名入れのコツ
のし紙には、表書きの他に贈り手の名前を入れるのが基本的なマナーです。
個人の場合は姓のみ、またはフルネームで記入しますが、一人暮らしなのか家族なのかによって書き方も若干変わります。
家族で引越した場合は、世帯主の姓かフルネームを大きめに書いておくと良いでしょう。
また、マンションやアパートなどで名字だけでは分かりにくい場合は、下の名前まで入れると相手も覚えやすくなります。
ただし、同居される家族全員の名前を列挙する必要はありません。
引越し挨拶の「のし」に関するよくある質問
Q1:のしと熨斗袋は同じもの?
よく混同されがちですが、のし紙に付いている飾りを「のし」と呼び、金銭を包む「熨斗袋」とは異なるものです。
引越しのご挨拶では、金品を直接渡すのではなく、品物にのし紙をかける形式が一般的です。
したがって、正式には「熨斗袋」が必要となるシーンは、現金でお祝いを渡す場合などに限られます。
Q2:のしは必ず付けるべき?
地域によっては、そこまで堅苦しいマナーを求められない場合もあります。
ただし、相手が年配の方だったり、伝統行事を大切にする地域に住んでいる場合には、のし付きの挨拶品が望ましいでしょう。
必要最低限のマナーを守るという意味でも、のしを付けることで無難に引越しのご挨拶を終えることができます。
のしを使ったギフトの選び方
相手に喜ばれる実用品を優先しよう
引越しのご挨拶では、多くの場合相手の好みに関わらず使いやすいものを選ぶのがポイントです。
例えば、消耗品や日用品といったジャンルの商品はハズレが少なく、喜ばれやすいでしょう。
具体的には、タオル、洗剤、ラップやアルミホイルの詰め合わせ、お菓子などが挙げられます。
引越し直後は何かと物入りな時期でもあるため、こうした消耗品をいただけると助かるという声は多いです。
myroomがおすすめするギフトをご紹介
ギフト専門のmyroomでは、引越しのご挨拶にも使えるバリエーション豊かな商品がそろっています。
お菓子やコーヒーなどの食品系ギフトも人気が高く、幅広い世代に喜ばれやすいのが特徴です。
のしの表書きや名入れなど、細かなカスタマイズにも対応しているため、初めての引越し挨拶においても安心です。
プチギフトの定番といえば洋菓子です。特にクッキーは日持ちすることと、苦手とする人が少ないことから大変人気があります。
「深川カントリーファーム サクサクオートミールクッキー」や「ごろっとナッツフィナンシェ&クッキー」はプチギフトとして好まれています。
「深川カントリーファーム サクサクオートミールクッキー」の特徴は、ふんだんに用いている「元気たまご」のリッチなおいしさです。
元気たまごとは豊かな自然のなかで作られる新鮮な有精卵です。
豊潤な卵の風味に食感が楽しいオートミールがマッチした絶品のクッキーは、食べる人を幸せな気持ちにしてくれます。
「ごろっとナッツフィナンシェ&クッキー」はナッツの香ばしさがたっぷり味わえるしっとりしたフィナンシェと、ほろほろクッキー(チーズ・抹茶)のセット。
普段甘いものをあまり食べない人にも好まれやすいお菓子です。
洋菓子のなかでもケーキ類を贈りたいのなら「京都 京寿楽庵 宇治抹茶バウム 舞」がおすすめです。
京都伝統の宇治抹茶をふんだんに使ったバームクーヘンは、お茶のさわやかな香りと控えめな甘さが特徴的。
男性の方にも人気があるお菓子です。
「六本木アマンド ROPPONGI CAKE BATON<六本木ケイクバトン> 4本」は、宝石のような見た目のしっとりしたスティックケーキです。
ドライフルーツやナッツがぎゅっと凝縮された、しっかりとした味わいがあります。
六本木アマンド ROPPONGI CAKE BATON<六本木ケイクバトン> 4本
目新しさを狙いたいなら和菓子類がおすすめ
少し変わったプレゼントにしたいのであれば、和菓子を選ぶのもおすすめです。プチギフトでは洋菓子を選ぶ人が多いので、目新しい楽しさが感じられるでしょう。
例えば、かりんとう詰合せ。黒糖・黒ごま・ピーナッツ・牛乳、チョコ・キャラメルといった味で、バリエーション豊富なかりんとうの詰め有合わせは、見た目でも楽しめます。
「おかき・かりんとう詰合せ 菓撰」も、和菓子のプチギフトにおすすめです。
黒糖とさつまいものかりんとうに、米菓子などを組み合わせたセット商品です。素朴で懐かしい味わいに満足してもらえることでしょう。
プチギフトでも人気のタオル類
タオルは今も昔も変わらぬギフトの定番です。もちろん、プチギフトを選ぶ場合にも人気です。ただし、白のタオルはお葬式やお通夜のシーンを想像してしまう人も少なくありません。なるべくなら、デザインや色彩が豊かなものを選ぶとよいでしょう。タオルハンカチもおすすめです。
「今治謹製 フェイス・ウォッシュタオルセット/ピンク」は、国内有数のタオルブランドである「今治タオル」のセットです。
来島海峡の荒波を模した柄が美しい逸品です。ぬくもりを感じさせるピンクの色合いなら、プチギフトに最適といえるでしょう。
「今治プリマクラッセ タオルセット」は、今治の技術で織りあげられたヨーロピアン調タオルのセットです。
蔦柄の刺繍と淡く上品な青色が美しく特徴的で、格式高いデザインと抜群の吸水性や肌触りが両立した品です。
「カラーレイズ フェイス・ウォッシュタオルセット」は、複数の優しい色合いのボーダー柄が特徴のタオルセット。
今治タオルブランド認定を受けており、品質の高さに間違いはありません。
明るくやさしい印象のデザインは、晴れやかな将来への展望を感じさせ、新しい門出を知らせる内祝いに適しているといえるでしょう。
相手の好みがわからない?カタログギフトなら大丈夫
「相手の好みがわからない」「喜んでもらえるか心配」といった方もいるでしょう。
カタログギフトならもらった相手が自分の好みの品を選べるので、安心してプレゼントに使えます。
「カタログギフトは値段が高いのでは?」と思う人もいるかもしれません。
しかし、Myroom GIFTではプチギフトにも嬉しい価格帯のカタログギフトを取り扱っています。
「チェリッシュ モデラート(1,500円コース)」はデイリーグッズ・キッチンツール・美容コスメなどから自分好みのグッズが選べるミニカタログギフトです。
チェリッシュのシリーズは一番安い価格は1000円コースから選べるので、プチギフトに最適です。
「ペック 3品選べるコース」はスイーツから選択できるカタログギフトです。
カタログに記載されたスイーツの中から好みのものを選び申し込みすれば、好きなスイーツだけを集めたギフトセットが完成します。
選んだスイーツはまとめてペックオリジナルのかわいらしいギフトボックスに入って届くので、プチギフトにピッタリです。
のしに関するマナーとよくある質問(Q&A)
マナー1:手渡しするときの言葉遣い
のしを付けた挨拶品を手渡す際には、簡潔かつ丁寧な言葉であいさつするのが基本です。
例えば「このたび引越してきました○○です。短い間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。」など、相手の生活を邪魔しないように手短に済ませましょう。
あまり長々とした説明は相手も困惑してしまうため、必要最低限の紹介と一言のお礼で十分です。
マナー2:のし付きのギフトを辞退されたら?
中には、相手の都合や考え方によって「気を遣わないでほしい」と言われることもあります。
その際は深追いせず、「お気持ちだけでも受け取ってください」と軽く伝えつつ、どうしても断られるようなら無理に渡さなくても構いません。
お互いが気まずくならない程度に、誠意を示すことが大切です。
マナー3:のし紙の上にさらに包装は必要?
通常、引越しご挨拶用の品物は「外のし」を選ぶケースが多く、のし紙がすぐに見える状態で渡します。
のしの上から包装紙をかける「内のし」は、結婚祝いなど、あまり表立ってのしを主張したくない時に用いられます。
引越し挨拶の場合は、相手に分かりやすいよう「外のし」にしている方が無難でしょう。
Q&A:いつまでに渡せばいい?
引越し後のご挨拶は、できれば引越し当日か翌日、遅くとも1週間以内を目安に行うと良いでしょう。
あまりに遅くなると、相手も顔と名前を覚えてもらいにくくなる上、初動のタイミングを逃してしまう恐れがあります。
スケジュールが合わず不在が続くようであれば、ポストに手紙を残すなどして連絡するのも手段の一つです。
Q&A:どれくらいの予算で用意する?
一般的には500円~1,000円程度の品物を用意する方が多いようです。
近隣住民が数世帯ある場合は、すべてに同じランクの品物を配る必要がありますので、あまり高価なものを選ぶと金銭的負担が大きくなるでしょう。
一方、持ち家に引越しをする場合やお世話になった管理人さんへのお礼などは、1,500円~3,000円程度で少し上質な品を選ぶのも良いかもしれません。