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快気祝いに合わせたご祝儀袋のマナー 包み方や表書きの書き方

草原を歩く女性

退院したり、けがや病気が完治したりした時には、お見舞いをしていただいた方に報告と共にお返しとして快気祝いを贈ります。一方で、退院された方に退院祝いを贈ることもあります。 けがや病気自体は不幸ごとですが、退院自体は喜ばしいことですので、祝儀袋の選び方や表書きについて迷う方も少なくありません。本記事では、祝儀袋のマナーについてご紹介します。

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目次

ラップトップを膝に乗せながら悩むポーズをする女性

けがや病気から回復したときには、退院や完治した人がお見舞いをしていただいた方に対して快気祝いを贈り、お見舞いが間に合わなかった人は退院した人に対して退院祝いを贈ります。

快気祝いはお見舞いに対するお返しと現状報告の意味合いが強いですし、退院祝いも退院はしているものの完治していない人に対して、お見舞いの意味を含めて贈るものですので、一般的な慶事のお祝いとは異なるものです。

なお、快気祝いにもいくつか種類があり、けがや病気が完治したときには快気祝い(または全快祝い)となりますが、退院はしたものの療養や通院は続く状態のときには、快気内祝いや御見舞御礼になります。

快気祝いや快気内祝い、御見舞御礼、退院祝いの違いや快気祝い等でおすすめの品物、ふさわしくない品物について詳しく知りたい場合には、以下のページが分かりやすくおすすめです。

快気祝いと内祝い、お見舞いお礼との違いを解説。おすすめのギフトやダメな品、マナーも紹介します。

快気祝いの品物には、熨斗のついたのし紙を使用します。

水引はけがや病気を二度と繰り返さないという願いを込めて、慶事用の紅白結び切りを選びましょう。

また、快気祝いはけがや病気の状況を報告し、お見舞いをいただいたことに対する感謝を伝えることが主目的です。

品物に添えて、巻紙タイプやカードタイプのお礼状を添えるようにしましょう。

一般的には、目上の人や礼儀を重んじる相手、高額のお見舞いをいただいた場合などは正式な形式の巻紙タイプでお礼状を作成しますが、直接手渡しをすることが多いため、メッセージカードを添えて口頭でお礼を伝えるケースが主流です。

快気祝いに関する表書きの違いや贈るときのマナーについては、以下に詳しく説明されています。

全快祝いと快気祝い、快気内祝いは何が違う?それぞれの意味とマナー、最適なギフト

一方で、周囲の人がけがや病気をした当事者に贈る退院祝いの場合は、快気祝いとマナーが異なります。

「祝い」という言葉は使いますが、通常のお祝いとは異なり、熨斗がついていない白い封筒を選びましょう。

元々、熨斗とは薄く伸ばした鮑を絵柄にしたものです。

貴重品として慶事に贈る風習がありましたが、「伸ばす」という言葉がけがや病気の長期化を連想させるため、退院祝いには向きません。

水引は快気祝い同様に紅白の結び切りを使います。

親しい間柄の場合、おしゃれなデザインを選びたくなるところですが、シンプルなデザインの封筒を選ぶようにしましょう。

お金を封筒に入れるイメージ

快気祝いや快気内祝いなどはお返しに該当し、お礼状と品物を用意するので現金を贈ることはありません。

しかし、退院した方に贈る退院祝いは現金が基本です。

慶事と弔事ではお札の選び方や入れ方などが異なりますので、退院祝いの準備をする際にマナー通りにできているかきちんと確認しておきましょう。

退院祝いはある程度予想がつく出来事ですので、この日のために用意しておいたという気持ちを込めて、新札で渡します。

時間に余裕があれば銀行などで新札に両替しておくと安心ですが、急にご祝儀が必要になった場合には、できるだけ綺麗なお札を用意しましょう。

最終手段として、アイロンで多少のしわを伸ばすこともできますが、思うようにしわが伸びなかったり、偽造防止の印刷が傷んで機械で読み取れなくなったりする可能性もありますので、自己責任で行いましょう。

退院祝いの金額の相場は、お互いの関係性や付き合いの深さによって異なってきます。

あまり高額な金額を渡した結果、先方にお返しの負担が生じることになりますので注意が必要です。

一般的な相場としては、両親や子供、兄妹などの特に近い身内の場合には5,000~1万円前後、職場の関係者や友人ならば3,000~5,000円程度となります。

しかし、親族間でおおよその相場が決まっていたり、職場内で独自のルールが存在したりする可能性もあるため、周囲に確認をしておいた方が良いでしょう。

親族と言っても、配偶者と自分の家庭で金銭感覚が異なる場合がありますので、あくまでも相場は目安として、周囲と合わせることが大切です。

お札の入れ方は、慶事と弔事で異なります。慶事の場合には、お札の肖像画が印刷されている側がご祝儀袋の表側になり、かつ上側に肖像画が来るように入れます。

一方、弔事では全く逆に入れなければなりません。

つまり、「顔を伏せる」という意味合いから、不祝儀袋の裏側に肖像画が印刷されている側がきて、さらに肖像画が袋の下側になるように入れます。

退院祝いは、紅白の水引を使うことからもわかるように、二度とあってほしくはない出来事とはいえお祝いという扱いです。

従って、慶事のマナーに従い、肖像画がご祝儀袋の表側、かつ上側になるように入れましょう。

客室に置かれた硯箱

快気祝いや退院祝い等で表書きを書く場合には、お祝いの喜びを表現するために濃く鮮やかな墨を使い、毛筆で書きます。毛筆は使いにくい、道具がそろっていないという場合には、筆ペンで代用すると良いでしょう。

フエルトペンも太さがあるので問題ありませんが、ボールペンや万年筆のような線が細い筆記用具は避けましょう。

なお、お悔やみの時には涙で墨が薄まってしまうほどの悲しみを表現するために、薄墨と呼ばれる色が薄い墨を使います。

筆ペンにも薄墨タイプがありますが、快気祝いや退院祝いでは必ず濃墨を使いましょう。

表書きは、水引に重ならないように結び目の上段中央に書きます。書き方は状況によって異なりますので、注意しましょう。

けがや病気になっていた人から贈る場合には、本人が全快して元気になっていれば「快気祝い」あるいは「全快祝い」とします。

通院や自宅療養が続く場合には、「快気内祝い」「御見舞御礼」「退院内祝」などにしましょう。

いずれの場合も水引の下にけがや病気をしていた本人の名字、もしくはフルネームを上段よりもやや小さめの文字で記入して、紅白の5本結び切りの水引を使います。

残念ながら療養中に本人が亡くなってしまった場合には、表書きは「御見舞御礼」と書き、故人からの贈り物として名字だけ記入します。

この場合の水引は、紅白ではなく白黒の結び切りにしましょう。

また、御見舞御礼は全快していないときにも使われる表書きですので、お礼状に故人が亡くなったことをきちんと書いておく必要があります。

なお、お見舞いは受け取っていないものの、仕事復帰するときに職場に迷惑をかけたお詫びや休業中のサポートに対する感謝の気持ちを込めて、菓子折りなどの品物を持参することがあります。

この場合は口頭で感謝やお詫びを告げるだけで、のし紙をつける必要はありません。

水引の種類による違いや快気祝いの表書きの書き方について、詳しく知りたい場合には以下のページがおすすめです。

快気祝いの「のし」の表書きや水引のマナーと書き方は?状況に応じて変わるポイントも解説

筆で文字を書くイメージ

退院祝いでご祝儀袋を用意する場合、表書きとはマナーが異なりますが、中袋・中包みともに書き方は同じです。

いずれも毛筆や筆ペンが正式な筆記用具であり、フエルトペンを使うことも許容されています。

ボールペンや万年筆は原則マナー違反ですが、記入欄が印刷されている中袋等に限り、使用しても構いません。

ただし、いずれの筆記用具でも濃い黒のインクや墨を使い、青などのカラーインクやインクがかすれたペンを使うことは避けましょう。

中袋は、表側に包む金額、裏側に送り主の住所氏名を書くのが一般的です。

記入欄が印刷されている場合には、その記入欄に従って必要事項を書き入れると良いでしょう。

記入欄がない場合には、表側や上部中央に毛筆や筆ペンで「金 〇〇円」と縦書きします。

この時、「金」と金額の間にわずかに空白を入れるようにすると見やすくなります。

なお、金額を記入するときには改ざん防止のために漢数字を使いますが、略式ではなく旧字体の「壱、弐、参、萬」などを使うのが望ましいです。

とはいえ、略式で書いてもマナー違反とまでは言えません。

中袋等の裏側には、中央より左下寄りに住所や氏名を縦書きで記入します。

郵便番号や電話番号を追記しておくと、先方がお返しやお礼を用意する際に調べる負担が軽減されるでしょう。

記入の順番は中央左側から郵便番号、住所、氏名、電話番号となります。

郵便番号や電話番号、番地、マンションの号数などの数字は縦書きの場合は漢数字が基本ですが、読みづらくなる場合には算用数字でも失礼にはあたりません。

住所は誤配がないよう、アパートやマンション名まで省略せずにきちんと記入しましょう。

また、名前は旧字体などが使用されている場合でも省略せずに、フルネームで正しい漢字を使って書くようにします。

ありがとうと書かれた封筒を手渡すイメージ

今回は、快気祝いや退院祝いに関するマナーについて見てきました。

快気祝いと退院祝いでは渡す人の立場が異なりますので、双方の違いをきちんと理解しておいた方が良いでしょう。

また、けがや病気をしていた人が準備する快気祝い等は現金ではなく品物を贈るのが基本です。

けがや病気を洗い流す意味合いを持つ洗剤や飲料、不幸が後に残らないことを願う消耗品や食品などの消えものを選ぶようにしましょう。

加えて、快気祝い、退院祝い共に、渡すときにメッセージカードをつけると相手にしっかり気持ちが伝わるのでおすすめです。

Myroom GIFTでは、快気祝いにふさわしい品が多数用意されており、予算や相手先に応じて幅広い選択肢から選ぶことができます。

以下のページからマナーや人気の品物ランキング、メッセージカードの添付などのサービスが確認できますので、ぜひ役立てましょう。

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