お中元が届いたらお礼状を送ろう！出すタイミングや相手別の例文を紹介します

2023/6/24 2023/7/18

夏のご挨拶として届けられる、お中元。受け取ったら、無事に届いたことと贈ってもらった感謝の気持ちを込めてお礼状を送りましょう。何を書いたらいいのか、戸惑う人もいるかもしれません。今回は、お中元をもらった場合に送るお礼状の出すタイミングや相手別の例文について紹介します。Myroom GIFTでお中元を探す際は、下記ページからご確認いただけます。

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お中元が届いたら3日以内にお礼状を出そう

郵便ポスト

お礼状を送る時期は、お中元を受け取って3日以内がマナーです。

なるべく早く送る方が、印象が良いでしょう。

送るタイミングを逃してしまうと出しにくくなってしまい、マナーがなっていないと思われるため、タイミングを外さないことが大切です。

お礼状だけであれば、3日以内に送るのが一般的でしょう。

お礼状に合わせて品物も贈るのであれば、お中元が届いてから一週間以内に出すのがマナーです。

事情がありお礼状を出すタイミングが遅れてしまった場合は、お詫びの気持ちを伝える言葉を添えて送りましょう。

お礼状は手紙かハガキがおすすめ！最近はLINEも

手紙を書く女性

お礼状というからには、手紙でなければいけないと思っている人もいるかもしれません。

お礼状は手紙はもちろん、ハガキでも構いません。

ただし、礼節をわきまえる必要がある人には、封書で送るのが適切でしょう。

身内や友人など、親しい間柄の人に対しては、メールやLINEで伝えても失礼には当たりません。

また、届いたことと感謝の気持ちをいち早く伝えるために電話で伝えるのも、親しい間柄の人に対してであれば問題ないでしょう。

お中元のお礼状：一般的な書き方（構文）

書き方

お中元のお礼状に書くべき内容を押さえた、一般的な書き方を紹介します。

＜例文＞
①拝啓
②暑さも一段と厳しくなってまいりましたが、
③お変わりなくお過ごしでしょうか。
④本日は、ご丁寧にお中元の品を頂戴いたしまして、ありがとうございました。
さっそく家族一同で頂戴いたしました。いつもながらのお心遣いに、深く感謝しております。
⑤日に日に暑さが増しております。どうぞご自愛くださいませ。
①敬具

お礼状の書き方として、押さえるポイントは5つです。

①頭語・結語

①は、頭語・結語です。

手紙における「こんにちは」などの挨拶のことで、頭語と結語はセットになっています。

「拝啓・敬具」「謹啓・謹白」「前略・草々」などいくつか種類があります。

親しい人や目上の人に対して使用する頭語・結語は異なるため、書く際には気をつけましょう。

一般的な文章では「拝啓・敬具」を、目上の方へは「謹啓・謹白」を、友人など親しい間柄の人へは「前略・草々」を使用します。

②時候の挨拶

②は、時候の挨拶です。

お中元の季節に応じた「盛夏の候」「猛暑の候」「大暑の候」「残暑の候」など、お礼状を書く時候に合ったものを使用します。

丁寧な言い方でもあるため、親しい相手の場合には「毎日暑さの厳しい日が続いておりますが」など、堅苦しくない表現で書くと良いでしょう。

③相手の近況を尋ねる言葉

③では、相手の近況や健康を尋ねる言葉を書きます。

①～③までが、前文に当たります。

④感謝を伝える言葉

④は本文に当たり、お中元をもらった感謝を伝えます。

合わせて、もらったお中元への気持ちを伝えると、より丁寧でしょう。

親しい間柄の人へは、具体的なエピソードを入れるのもおすすめです。

⑤相手を気遣う言葉

⑤は末文です。

相手の健康や今後を気遣う言葉を書きましょう。

【相手別】そのまま使える！お中元のお礼状の例文一覧

お中元のお礼状は、相手との関係性によって書き方も変わります。

親族・友人・上司の3つのパターンに分けて例文を紹介します。

親族へのお礼状

＜例文1＞
拝啓
猛暑の毎日が続いております。皆様お変わりはありませんか。おかげさまで、家族ともども元気に過ごしております。
さて、本日はお心のこもったお品をいただき、本当にありがとうございました。早速家族みんなで賞味させていただきました。いつもながらの優しいお心遣い、心より感謝申し上げます。
まだしばらくは本格的な暑さが続きますが、お身体おいといください。
敬具

＜例文2＞
拝啓
暑さ厳しき折、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は心のこもったお中元の品を頂戴しまして、誠にありがとうございました。甘い物に目がない子どもたちを始め、大変喜んでおります。いつもながら細やかなお心遣いに、深く感謝申し上げます。
立秋とはいえ厳しい暑さが続きますので、熱中症などには十分気をつけてお過ごしください。
敬具

友人へのお礼状

＜例文1＞
前略
酷暑が続いておりますが、○○様におかれましてはご健勝のことと存じます。
おかげさまで私は夏バテなどせず元気に過ごしております。
さて、本日は嬉しいお心遣いを頂戴し、誠にありがとうございました。
さっそくではありますが美味しくいただき、幸せなひとときを過ごすことができました。
まだしばらくは本格的な暑さが続きますが、お身体には気をつけてお過ごしください。
次にお会いできますのを楽しみにしております。
草々

＜例文2＞
拝啓
暑さが増してきましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
さて、本日はご丁寧なお心遣いを戴き、本当にありがとうございました。毎年○○様から送っていただく鰻を楽しみにしており、おかげさまで今年も元気に過ごせそうです。いつもながらのお心遣いに恐縮するとともに、主人ともども大変喜んでおります。
酷暑のみぎり、くれぐれもご自愛ください。
敬具

上司へのお礼状

＜例文1＞
謹啓
盛夏の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
平素は公私にわたり何かとお心にかけていただき、深く感謝いたしております。
本日はお中元のお品をお送りいただき、誠にありがとうございました。家族一同大喜びして、早速美味しくいただきました。
暑さ厳しき折、ご健康を心よりお祈り申し上げます。
まずは書中をもちまして、お礼申し上げます。
謹白

＜例文2＞
謹啓
梅雨明けのみぎり、ますますご壮健のこととお喜び申し上げます。
さて、本日はご丁寧なお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。早速家族みんなで賞味させていただきました。公私にわたり、細やかなお心遣い深く感謝申し上げます。
暑い日が続きますので、どうぞお身体ご自愛くださいませ。
略儀ながら書中をもちまして、お礼方々お願い申し上げます。
謹白