快気祝い、お見舞い返しの相場とマナーとは?最適な品物をMyroom GIFTが併せてご紹介

病気やケガから回復したとき、お世話になった人に贈り物をする習慣が「快気祝い」です。お見舞いにお礼をする「お見舞い返し」とともに、快気祝いは真心を伝えるギフトだと言えるでしょう。今回は、快気祝いやお見舞い返しにおける相場とマナーを解説します。
快気祝いを贈る時期は?遅れて贈るのは大丈夫?
あくまでも目安ではあるものの、快気祝いを贈る時期は「退院や完治から3週間以内」とされています。
あまりにも贈るタイミングが遅れてしまうと、せっかくお見舞いに来てくれた人への失礼になりかねません。
ただし、退院や完治してから元の生活に戻るまでにいろいろな苦労をすることもあるでしょう。
実際のところ、快気祝いを贈る時期は本人の状態によって、柔軟に変更しても問題ありません。
例えば、退院してから生活リズムを取り戻すまでなかなか本調子になれない人もいます。
たまっていた家事や仕事をこなそうと、忙しくなってしまうケースもあるでしょう。
もし余裕がない場合は、快気祝いを贈るのが退院や完治の1ヵ月ほど後になっても大丈夫です。
一方、退院したときにはすっかり元気になっている人もいます。
心身ともに問題がない場合、退院の直後に快気祝いを用意してもいいでしょう。
退院はできても完治したわけではないのなら、「快気内祝い」を用意するのがおすすめです。
快気内祝いは快気祝いと同様に、お見舞いに来てくれた人、お世話になった人に感謝を示すギフトです。
ただ、快気内祝いは完治していないときに贈るという点で快気祝いと異なります。
完全な回復を待っているとお礼が遅くなりそうなケースでは、快気内祝いを検討しましょう。
もちろん、快気内祝いは「必ず贈らなくてはならない」というものではありません。
職場や親しい友人なら、回復状況をある程度理解しています。
元気になってから再会したときに快気祝いを渡しても「遅すぎる」ということにはならないでしょう。
ただし、何のお礼をせずに放置しているのは失礼に当たる行為です。
退院したタイミングで、お世話になった人には一度報告をしておきましょう。
回復状況も一緒に伝えるのが理想的です。
特に上司は部下の回復具合を見ながら、仕事を調整することもあるでしょう。
上司の負担にならないよう、すぐに連絡を入れるのがマナーです。
快気祝いの相場は?贈る相手によって価格は変わるのか
一般的に、快気祝いやお見舞い返しでは「お見舞い金の2分の1の金額」が相場となっています。
つまり、1万円のお見舞い金をもらった場合は5000円前後の品を探すようにしましょう。
2分の1というのはあくまでも目安であり、正確でなくてもかまいません。
ただし、高額をもらったときは2分の1でも大きな負担になってしまいます。
高額のお見舞い金のお礼であれば、3分の1ほどの額で選びましょう。
例えば、3万円をもらったなら、1万円ほどの価格帯で快気祝いを用意します。
もちろん、「相手からもらった額と同等以上のお礼をする」のが悪いわけではありません。
しかし、お礼をする側が気にしてしまうこともありえます。
たくさんの人にお礼をする際にも金銭的な負担が大きくなりますので、お見舞い金の2分の1から3分の1の価格帯で選ぶのが得策です。
「誰からお見舞い金をもらったのか」も、快気祝いの額を考える上での基準にしましょう。
まず、親に快気祝いを贈る場合はやや控えめの額になっても問題ありません。
お見舞い金がそれほど高くなかったとしても、3分の1ほどの額の快気祝いを贈ることもあります。
なぜなら、親にはお礼するチャンスが他でも巡ってくるからです。
母の日や父の日、誕生日などで感謝を伝えられますので、快気祝いで特別に高価な品物を選ぶ必要はないでしょう。
親戚に贈る快気祝いも、基本的には親と同じ考え方です。お見舞い金の3分の1ほどの価格帯で、品物を探しましょう。
ただし、日常的に交流がない親戚からお世話になった場合、お礼をできるチャンスは多くありません。
快気祝いでしっかりお礼をしておかないと、恩を返せない可能性が出てきます。
親戚によっては、お見舞い金の2分の1程度で快気祝いを用意しましょう。
上司への快気祝いは慎重に選びたいところです。
なぜなら、病気やケガで長期的に休んだとき、もっとも迷惑をかける相手が職場だからです。
上司は職場に空いた穴を埋めるべく、さまざまな調整を行ってくれます。
自ら仕事を代わってくれるケースもあるでしょう。上司の負担を考えれば、快気祝いにも相応の品物を贈るべきです。
お見舞い金の2分の1以上の額で、さらにメッセージカードやお礼状まで添えると丁寧です。
職場の同僚から連名でお見舞い金をもらうこともあります。
連名の品へのお返しは「1人あたりの負担額」を参考にしましょう。
仮に1万円をもらったとして、通常は快気祝いに5000円ほどのギフトを選ぶべきです。
ただ、5人の連名でもらったのなら、1人あたりの負担額は2000円です。
すなわち、1人あたり1000円程度の品物を用意すれば十分という計算になります。
個別に1000円程度の品物を贈るようにしましょう。
なお、1人あたりのお返しが数百円程度になるようなら、快気祝いを個別に用意するのも手間です。
安い品物を渡してまわるのも印象が悪くなりかねません。
安価な快気祝いを贈るときは、菓子折りやコーヒーセットなど複数人で分けられるような品物にするのが賢明です。
ギフトサービスのMyroom GIFTでは、快気祝いの相場やマナーもご紹介しています。
次の2記事も快気祝いを選ぶ参考にしてみてください。
快気祝いやお見舞い返しのマナー。相場や時期について、ギフト専門店Myroom GIFTが詳しく紹介
快気祝い人気ランキング3選!マナーや相場、贈る時期も併せて紹介
現金以外のお見舞い品にはどう返す?快気祝いやお見舞い返しの相場
近しい人が病気やケガで休んでいるとき、お見舞い金ではなく品物を贈るケースもたくさんあります。
もらったギフトを思い返しながら、快気祝いやお見舞い返しを考えるのがコツです。
まず、基本的に品物を品物で返す場合も現金のときと相場は変わりません。
もらった品物の2分の1から3分の1の額でお返しを選びます。
仮にもらった品の額が分からない時は「相手の欲しいもの」を想像してみましょう。
実用的で、好きな品物を贈られるのは価格以上にうれしいものです。
お菓子をもらったときは、同じようにスイーツセットを返してかまいません。
むしろお菓子は「消えもの」といって、お見舞いや快気祝いの定番です。
食べたり使ったりすると消耗する消えものは、「病気やケガがすっかり消える」ことを連想させますので縁起が良いとされてきました。
高級感のあるスイーツをお見舞いにもらったなら、有名ブランドやホテル、レストランのスイーツを探しましょう。
自分ではなかなか買わないようなスイーツは、特別感のあるギフトになります。
一方、家族のいる人や職場に贈るスイーツはクッキーやせんべいなど、大勢で食べられるものが人気です。
次に、日用品や雑貨を贈られた際は、やはり消えものの代表格であるタオルセットを選ぶのがおすすめです。
タオルは家庭にいくらあっても困らないアイテムと言えます。ふだん使っているものより少し高級感のあるタオルを贈ってみましょう。
快気祝いでは今治タオルのセットがよく選ばれています。
今治タオルはやわらかい感触と美しい色合いを兼ね備えた品です。
また、名前が「今すぐに治る」と読めますので、お見舞い品や快気祝いにぴったりとされてきました。
フェイスタオルやバスタオルなどが使いやすいギフトです。
そして、お見舞い品では花束やフラワーバスケットをもらうことも珍しくありません。
ただ、快気祝いやお見舞い返しで花を贈ることは一般的ではないでしょう。もし花をもらった場合は、他の品物でお返ししましょう。
花のお礼には、同じく「美しさ」と関係している洗剤や入浴剤を贈るのがおすすめです。
洗剤や入浴剤には「病気やケガをきっちり洗い流す」という意味を込められますので、快気祝いにぴったりです。
お皿洗いやお風呂は毎日の習慣ですので、もらう側にとってもありがたい品となるでしょう。
お見舞い品のお礼品で注意したいのは、現金よりも価格帯を予想しづらい点です。
万が一、相手にもらった品よりもかなり安いお礼をしてしまったら、たいへんな失礼になりかねません。
トラブルを避ける方法として、カタログギフトが挙げられます。
カタログギフトは贈られた本人が自分で品物を選ぶことができます。
心から欲しいものを注文できますので、「贈られた品が好みに合わない」という問題も起きません。
しかも、たくさんあるラインナップからギフトを選ぶ楽しみもあります。
シーンに合わせたカタログギフトも多く、感謝の気持ちを伝えられるのも大きな魅力です。
快気祝いや内祝いにお困りの際はMyroom GIFTにご相談ください
Myroom GIFTは、シーンに合わせた品物とカタログギフトを取り揃えています。
さらに、ギフトの相場やマナーなどでお困りの際もぜひご相談ください。
快気祝いやお見舞い返しについても、豊富な知識を備えています。
次のページでも快気祝いの相場や定番商品をランキング形式でご紹介しています。
まずはぜひお気軽にチェックしてみてください。